友達へ贈る詩

2009年6月5日 結婚式
はじめて、友達の結婚式でスピーチをします。

相当てんぱっております。

どきどきしています。

仕事でとっても忙しい上に
自分の結婚式の準備と引越し・・・と
色々重なっていて
テンパリモード100満点?!と心配に。。。

しかも結婚式が地方なので
へろへろの状態で飛行機のチケットをとり、
一泊して披露宴が終わり次第、東京に戻ってきます。

下書きをしてみたのだけれども

なんだか、悩んでしまって・・・

先輩から贈られた詩なんだけど

友達にもこれを贈ろうかな、と思っています。

くさいけど、心が伝わる気がする。

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『 祝婚歌 』  吉野 弘

    二人が睦まじくいるためには
    愚かでいるほうがいい
    立派すぎないほうがいい
    立派すぎることは
    長持ちしないことだと気付いているほうがいい
    完璧をめざさないほうがいい
    完璧なんて不自然なことだと
    うそぶいているほうがいい
    二人のうちどちらかが
    ふざけているほうがいい
    ずっこけているほうがいい
    互いに非難することがあっても
    非難できる資格が自分にあったかどうか
    あとで
    疑わしくなるほうがいい
    正しいことを言うときは
    少しひかえめにするほうがいい
    正しいことを言うときは
    相手を傷つけやすいものだと
    気付いているほうがいい
    立派でありたいとか
    正しくありたいとかいう
    無理な緊張には
    色目を使わず
    ゆったり ゆたかに
    光を浴びているほうがいい
    健康で 風に吹かれながら
    生きていることのなつかしさに
    ふと 胸が熱くなる
    そんな日があってもいい
    そして
    なぜ胸が熱くなるのか
    黙っていても
    二人にはわかるのであってほしい

       『贈る歌』(吉野 弘著,花神社)より「祝婚歌」全文を転載.


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声にだして
目をとじて
何度味わっても色あせない詩だと思う。

1生に一度だから、彼女に感動を
私の思いをいっぱいつめて、贈ってあげたい


失敗しても、怒らないでね笑











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