別れ

2007年7月22日 日常
最近、書きたかったこと。

また、仲のよい同期が一人、会社を去る。
私がとても苦しかった時期に
なんだかんだいって、支えてくれた人の一人。

理解しにくいところもあったけど
それでも、彼にはやっぱりとてもお世話になったと思う。
それなのに、彼が大変なときに
私は、全然助けられなかった。

母と、大学時代の友達と、同期の子だけで
私は、いっぱいいっぱいだった。
それに、友達としている内に、
恋愛感情を向けられているようなかんじがして、距離をとってしまった。私自身もつらかったから、必要以上には
私の中に入ってきて欲しくなかった。
お世話になっていたのに、ごめんね。

仲の良いグループだったけれど
今は、半分近くが転職してしまった。

みんながそれぞれ、自分の道を歩んでいるだけなのに
どうして、こうも寂しくなるのだろう。
社会人として、何年も働いているのだけれど
そのたびに、とても悲しい気持ちになる。

こんな私がいつまで、会社で、組織の一員としてつづくのだろう?という不安は持ちながらもただ、自分のやりたいことをやり続けているだけ。自分が納得するまで、その仕事をしたいだけ。

一粒、一粒、涙がこぼれる。

そんな様子の私を不思議そうな様子で
彼がみていた。

『・・・大丈夫?』

『・・・うん。ただ、ちょっと寂しいだけ。ぐすん。』

会社はかわっても、これからも関係は続くわけで
なにかあったときに、私で力になれることがあれば
力になりたいと思う。

彼のおきいりのカシミヤのコートにけろけろしてしまったことも
お詫びにもんじゃをごちそうしたことも
みんなで、ゴルフ旅行にいったことも
全て、楽しい思い出だ。

彼の門出を心から、祝福し、彼が新しい場所で
活躍できること、お祈りしたい。

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追記

恋愛感情を持たれて、キライになってしまったことも
多かったけれども、今、転職してしまう同期に
感謝することができるなんてどうしてだろう、と思った。

今までは、つけこまれたようで許せないことだったのに
こんなに寂しく思うということは
きっと、彼を私は、許すことができたのだろう。

昔は、許すこと、がとても難しかったのに。

相手のやさしさや思いをきちんと
受け止められると、許せるのだろうか。
友達としての形を変えてでも
つきあいが続けば、許せたのだろうか。

私は、人のいいところをみつける才能だけはあると思う。

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